世界のアソビ大全51に収録されているゲームの考察シリーズ。
今回は「戦争」です。
トランプ「戦争」のルール・遊び方
プレイ人数 | 2人 |
プレイ時間の目安 | 1分〜3分 |
- 2人のプレイヤーがそれぞれ赤(ハート)と黒(スペード)に分かれ、A〜Kまでが含まれる13枚の山札を持ち、最初に山札から3枚ずつ場に裏側表示でセットする。
- それぞれ裏側表示の3枚の内、任意の1枚を選んだらお互いのカードの数字を確認し、より強いカードを出していた方が勝ちで、出されたカードをゲットする。
- カードを一枚出したら山札からカードを一枚、場に補充する。
- 2.3.を繰り返して13枚のカードを全て出した時点でより多くのカードをゲットしていた方がゲームの勝者となる。
トランプ「戦争」のコツを考察
このゲームは運ゲーで考察とかほとんどないので、ゲームのポイントとなるところを紹介。
- カードを出す機会は13回なので、7回勝った方が全体の勝者になる
- 引き分けの後は絶対勝ちたい
それぞれが13枚のカードを持っているので、2人合わせて計26枚。カードは偶数の数でしか移動しないので、7回勝って26枚の半分以上となる14枚のカードを入手した方が勝ちです。
そして、引き分けの後に勝つと4枚以上の取得枚数となるので、とにかく引き分けの後はできれば勝ちたい。(勝ち負けのコントロールは出来ませんので、祈る…)
当たり前〜当たり前〜。
ということで、運ゲー乙。
このゲームが面白くなるには?
実際のトランプを使って遊ぶ場合、アソビ大全のルールから少し改変して遊べばただの運ゲーではなくなるのではないかと思います。例えば以下のようなもの。
- カードは裏側表示で準備するのではなく、自分だけは強さが見えるように準備する
- 準備するカードの枚数を変える
カードの強さを確認して出せるようにする
こうする事で、自分の出すカードの強さをある程度コントロールすることが出来るようになるので、駆け引きが出来て運ゲー要素を減らすことが出来るはず。
強いカードを残す戦略や、相手の癖を見抜いて出すカードの読み合いなどジャンケンの亜種のようなゲームとして普通に面白そう。
強いカードは残しておきたいけど、例えばAとKをずっと持っているとその分手札を圧迫するから新たに引いたカードしか出せなくなったり、このルールだと引き分けの存在が重要になってきますね。
相手も同じように強いカードを残す戦略をとったとしたら、A・Kの連続引き分けが往々にしておこると思うので、相手の強いカードにいかにして自分の弱いカードをぶつけるのか。
最弱の2(奴隷)で最強のA(皇帝)を喰うカイジのEカード化する笑
手札の枚数を変える
別に手札となるカードが3枚である必要もないので、2枚〜13枚の内でどんな数でもいいわけです。
手札のカードが少ないほど選択の自由度が減るので運の要素が上昇し、手札のカードが多いほど運の要素が減少することになるので、相手の実力に合わせて手札枚数のルールを変更するといい感じですかね。
手札に13枚持ってカードの強さを確認しながら出せるルールだとしたらこれはもう立派な知略ゲームじゃないかと思います。お互いの手持ちカードが丸わかりなので。
理想は常に相手のカードの強さ+1のカードを出し続けること。そして相手のAに自分の2をぶつけられれば完全試合です。おめでとう。
まとめ
トランプゲームとしては個人的にあまり好きではありませんが、運ゲーだからこその箸休めゲームとして楽しめるのが「戦争」ということでひとつ。
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