2020年7月、世間が「ゴーストオブツシマ」の発売で盛り上がっている中、僕は「アイランドオブヨッシー」の全ステージを100点でクリアすべく、やり込みに興じていた。
さて、このゲームは(以前の記事で書いた)僕が子供の頃クリアしていなかったタイトル群の中でも特にお気に入りの一つでしたが、ゲームクリアまで進めようと何度挑戦しても、途中で止まっていつの間にかセーブデータが消えてるタイトル筆頭となり、結局これもクリアまで進めたことがなかったんです。
しかし、ニンテンドースイッチオンライン(NSO)収録のヨッシーアイランドをちょっとプレイしたところ、NSOならば携帯ゲームとして手軽に進めていけたため、そのままエンディングまでゲームを進めることができましたね。
マップ画面で、セレクトボタンを押しながらX・X・Y・B・Aの順にボタンを押すとミニゲーム選択画面が出現します。
上の画面から選べるヨッシーVSボロドーのミニゲームの中でも、フーセンなげとたねはきバトルは二人対戦が可能で、特にたねはきバトルが熱い。
緑スイカ:弾数30発・1発で最大HPの4分の1のダメージ
赤スイカ:弾数3発・1発で最大HPの2分の1のダメージ
ツボでカバーアクション、からのジャンプショットの駆け引きや、レアな赤スイカの取り合いなどでシンプルながら楽しい対戦が実現。
「ヨッシーアイランドをプレイしたことがあるけど、対戦出来ることを知らなかった人」に対戦を仕掛ければネタとしても盛り上がるでしょう。
ヨッシーアイランドの魅力
音楽
ヨッシーアイランドの何が好きかって、やっぱりBGMの存在は大きいですね。
おはなばたけ、アスレチックステージのような秀逸なメロディーの陽気なBGMがかなりの名曲揃いで、どれもずっと聴いて入られるレベル。
かと思えば、どうくつ内やおしろステージのような暗いBGMも用意されていて、振り幅がエグい。(おしろステージBGMが超怖い)
やはりそこはマリオの系譜とでも言いますか、スーパーマリオブラザーズでの地上BGMからの地下BGMのような、ステージ毎のサウンドの緩急がヨッシーアイランドにも受け継がれているようです。
ちなみに僕は作曲ソフトに耳コピでゲーム音楽などの打ち込みをたまにしますが、2回目に耳コピしたのがこのゲームのBGMなのです。(それくらい好きということ)
「ステージセレクト〜ステージ開始〜おはなばたけ」の流れが好きで5年くらい前に耳コピして作っていました。(せっかくなので初公開↓)
世界観
そしてこのゲーム、可愛らしい空気の中に狂気が潜んでいるんだよね。
ほのぼのしたステージかと思ったら…
巨大ワンワンが急に降ってくるとかな!
実際、ヨッシーたちはもちろん敵キャラも大多数は「可愛らしい」で構成されていると思う。
しかしこの手書き風グラフィックの優しそうな雰囲気の世界で、ヨッシーは何食わぬ顔をしながら「飲み込み・卵投げ・踏みつけ」と、なんでもありで敵を消滅させながら進んでいきます笑
ヨッシーのメインウェポンは卵ですが、時折違うものを投げることも…
カワイイ見た目でやることは、ヨッシーとかいう生体兵器を暴れ回らせるだけのゲーム。
そこに素晴らしい音楽・効果音が組み合わさることで癖になる独特な世界が広がります。この唯一無二の世界観こそがヨッシーアイランドの最大の魅力だと思ってる。
全ステージ100点
そんなヨッシーアイランドですが、僕は今回のプレイでワールド1~6までの全ステージ(計54ステージ)を100点でクリア完了しました!
ここも一応説明すると、各ステージにはそれぞれ赤コイン20枚とスペシャルフラワー5個が設置されていて、それらの収集物を全て集めた上でスターのお守りが30の状態でステージをクリアするとそのステージのクリア評価が100点となります。
ここまでやりこめたのはもちろん、NSOの巻き戻し機能を使って劇的に難易度が下がったおかげではありましたが、収集物を集めること自体は思ったより簡単でした。
ただし、下の写真のような、見えない仕掛けを見つける必要がある場所だけはなかなかに骨が折れましたね。
クリアするのが一番難しかったステージはもちろん、スペシャルステージ4「だっしゅつふかのう?めいろ」
その名の通り迷路のような構造になっていて、どうやって進むのか気付くのに1時間くらいはかかったかも。
色々大変でしたが、最終的にこのステージを100点でクリアしたところで全てのステージのスコアが100点となり、僕のヨッシーアイランドへの心残りは無事消化されたとさ。
ザ・ENDってね。
「マリオスタッフ」へ
小さい頃からヨッシーアイランドを遊んでいたけど、大人になってようやく「プレイヤーができる形での、製作者への最大限の感謝の気持ち」を示すことが出来たように思います。
とっても楽しいこのゲームを作ってくれてありがと!
コメント