「Goat Simulator」とかいう謎のゲーム

  • 当ブログには広告が含まれることがあります。
ゲーム

アンチャーテッドコレクションとともにフリープレイ配信されているので今回初プレイしてみた「Goat Simulator」

タイトル画面ですでに流れてくる精神的不協和音とも言えるおかしなBGMと下記のやる気のない日本語訳からチープな印象を受けますが果たして…

「を押してくたさい○スタート」このような翻訳ばかり。

ゲームプレイ

そもそもこのゲームの存在は以前から知っていましたが、ゲームのアイコンとそのゲーム名からずっと、ヤギを育てる飼育シミュレーションゲームなのかと思っていました。

が、全然違いました。PSストアの説明では、

全世界で大ヒット中の珍作中の珍作!

「Goat Simulator」では、プレイヤーはヤギとなり、あっちこっちへ跳び回り、アレコレを壊し、いろいろ舐め回す?!

とんでもないことも平気でやってのける、このヤギはやばい!

ゲーム内容は自由そのもの。ハチャメチャなヤギをプレイヤーの思うがままに街中を駆け巡らせて、様々な条件をクリアしてポイントを稼ぐヤギシミュレーション。

フリーダムなヤギの人生を堪能せよ!

PS Store 『Goat Simulator』内容の説明より

プレイヤー自身がヤギになりきって遊ぶシミュレーションゲームということですね、わかります。

触ってみた感じでは、オープンワールドを舞台にヤギを操作し、自分でなんらかの目的を見つけて達成まで頑張る、なんちゃってアクションゲームといったところでしょうか。その風体は超劣化GTA(グランドセフトオート)。

適当にフィールドを歩き回ってクエストのクリアや収集物集めなど、本当にプレイヤーの好きなように遊ぶのが正解みたいですね。

ゲーム開始。左前方に人発見、Lスティックでヤギを動かし近づいて…
□ボタンでヤギの舌になんでもくっつける「ナメナメ」アクション発動。この時点でもう色々イっちゃってる!
一瞬でボロ雑巾と化した人を引きずりまわして歩き回るヤギさん。だめだこりゃ(‘・ω・`)

日本語訳のやる気のなさには目を瞑ったとしても、おもちゃの人形のような挙動で盛大に振り回される人の様子などを見て開始1分でク○ゲーを確信するには十分でしたが、逆にどうにかこのゲームの面白さを見つけてやろうと思いプレイを続行。

個人的に面白かったところ

フラッピーヤギ

遊園地エリアで遊ぶことが出来るミニゲームの中に「フラッピーヤギ」というゲームがありました。これは昔携帯アプリで流行った「糸通し」よろしく、「ヤギ通し」という趣きのゲームです。

常に右に移動&放物線を描いて落下する画面上のヤギを、△ボタンで一瞬上昇させる操作で障害物の間をすり抜けさせるというだけですが、こういうゲームは僕の大好物なので「Goat Simulator」が一気に神ゲーになりました。

絶妙な難易度の超シンプルゲーム。
↑後日フラッピーヤギをやり込んで、かなりのスコアまで到達できたので完全攻略方法を書いてみました。

スネイクゲーム

こちらも遊園地エリアで、「スネイク!」というゲーム。

上下左右の4方向に白い自機を動かして画面上の赤い点に触れ、1ドットずつ自機を伸ばしていくゲームです。

昔、いろんなゲームが入った小さなストラップ型携帯ゲーム機が家にあって、それで遊んだ覚えがあるシステムのゲームなので懐かしいな〜と。

シュール。

ミューテーター

もちろんミニゲームだけが面白かったわけじゃないぜ!

方向キー下を押すとミューテーター画面を表示し、装備によってヤギの見た目や能力などを変化させることができます。「ダブルジャンプが可能になる」「クジラに変化する」など面白い変化が多くあるので、この要素をアンロックするためのいろんな条件を満たそうと遊んでいるうちに「天使のヤギ」という操作性が大幅に上がるミューテーターを解禁し、このゲームは地形自体はよくできていて遊びもそこかしこに散らばっているので、不覚にも操作性抜群のヤギでフィールドを探索するだけでかなり面白いゲームだと思えるようになってしまいました

VRミューテーターの画面おもしれ〜。

最後に

最初は、もはや開き直って作られている潔さに感動すら覚えたゲーム。PS4の時代にこのようなゲームが発売されていることに驚きで、ちょっと調べてみたら特殊な経緯で発売に至ったゲームのようです。

でもやっぱりゲームは見た目によらないということを再確認。全然ク○ゲーではなく、なんだかんだこのゲームにハマって10時間くらい消費してしまいましたが、ずっとプレイしているとこの世界観と流れ続ける単調なBGMに洗脳されそうになったので一旦ゲーム終了(笑)

しかし、ヤギシミュレーションというだけでなく、物理エンジンのシミュレーターという側面もあるんじゃないかなと思いました。シンプルな内容が故に機種の性能を測ることが出来るベンチマーク的ソフト。
まあ、この狂ったバカゲー(褒めてます)にそんな真面目な意味があって欲しくはないですが。

もはやヤギですらないミューテーターも多数。上とかふざけ過ぎて笑笑

コメント