プレイステーション オンラインプレイトロフィーの思い出

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今回は、プレイステーションのオンラインプレイをしてきた中でオンライントロフィーにまつわる思い出を語ります。

トライアルズフュージョンやニンジャガなど、数々のオフライン難トロフィーを取得してきた僕ですが、オンライントロフィーは特に一筋縄では行かない事が多かったです。
しかし、トロコン病(トロフィーをコンプリートしないと気が済まない病)にかかっていた僕は、どんなに厄介なオンライントロフィーでも諦めるわけにはいかなかったのです。

でも、その中で様々な素敵な体験をする事が出来たのも事実で、ゲームを通じて人と人はつながっているんだなって。(だからトロコンはやめられないぜ!)

↑ちなみに、僕的に最も難しいと思うオンライントロフィーはアンチャ4。

リトルビッグプラネットPlayStationVita

非常に思い入れのあるリトルビッグプラネット。

僕が表アカウントで最初に取得した日付入りトロフィーはこのゲームのトロフィー「ピアニストの卵
ステージの背景にあるピアノをタッチしてド・レ・ミを弾くというものです。自称ミュージシャンで、キーボードを嗜む僕としてはこれ以上にないほどふさわしいトロフィーでアカウントを始める事が出来たことを誇りに思います。そういう些細な出来事が大事な思い出となる。

それはいいとして、とんでもないオンライントロフィーがこのゲームにはあったのです。

  • 50プレイヤー
    • アップロードしたステージが異なる50人のプレイヤーにプレイされる
  • オンライン対戦勝利×25
    • オンラインで1人以上のプレイヤーにコミュニティーの対戦ステージで25回勝利する

リトルビッグプラネットの売りが、プレイヤー自らがステージを作成してオンラインに公開できる事です。今でいうマリオメーカーみたいな。

どちらのトロフィーもその機能に関連しているものなのですが、よほど面白いステージを作らなければ50人もの人にプレイされないことは明白です。新たなステージが続々投稿されている中に埋もれていきますから。対戦するというのも、そもそも野良ではその対戦ステージまでたどり着く事が難しいのです。

最初はどうにかしていいステージを作ろうと4つほどステージを作って頑張っていましたが、このゲームで色々遊んでいるうちに両方のトロフィーの条件を満たす画期的なアイディアを思いついてしまいました。

それは、「自作した対戦ステージにプレイヤーを連れ込み、勝利する」というものです。

  1. ストーリーステージをプレイしていると、同じステージを選んだオンライン上の他のプレイヤーが突然参加してくる事がある。
  2. 参加を了承し、プレイヤーが入ってくる前にすぐにステージを中断。自分のステージを選択する。
  3. すると直後に相手が自分のステージに入ってくるようになっていて、自作で簡単な勝利条件を設定しているので、楽に25勝する事ができる。
  4. このプレイは、50プレイヤーの人数に含まれるので、何回か連れ込んで最終的にトロフィーゲット!

卑怯な真似をして本当にごめんなさい。反省しています。(;_;)

前回ウル4で書いたトロフィー「Let’s Party!」とは違ってこれは本当に反省したやつです。後にも先にもこれくらいなものなのでどうかお許しを。

リトルビッグプラネット3

ゲーム中の全クエストをクリアする「クエスト熱心」というトロフィーがあり、クエストの中に4人のプレイヤーが必要となるクエストがあります。

2人までなら、1人でコントローラを二つ操作してクリアできていたのですが、一人四役は流石に無理だという事で、某掲示板を眺めていたらそのトロフィーの取得を募集していたので参加してトロフィーをとることになりました。ちなみに、コミュニケーションが苦手な僕はこのように直接事前にコミュニケーションを図ってトロフィーを取得したのはこれと後述するDestinyだけです。

四人集まって、クエスト自体は一人一人が操作すればなんてことはない難易度のものなので、すぐにトロフィーは取得。取得後、せっかくだからと集まった見知らぬ四人で、先述したリトルビッグプラネットの売りである誰かが作ったオンラインステージをいくつか遊んで回りました

ボイスチャットも持っていなく、時間のかかるテキストチャットによるコミュニケーションでしたがこれが本当に面白くて、人の作ったステージに文句をつけながらだらだらと歩き回っていると、だんだん、仲のいい友達と一緒に遊んでいるときのような愉快な気持ちになってきて、自然と心の底から笑えてきたのです。

バグか何かで先に進めなくなったステージに「製作者出てこーい(怒)」みたいなことを言い合ったり。笑

みんなのことを何にも知りませんがそんなことは関係なく、次はどんな事が起きてみんなと笑えるだろうと、家で一人でゲームをプレイしていてこんな感情になったのは初めてでした。

いや、一人ではありませんでした。そこには四人の人間がいて、同じ空間を共有していたのです。

Destiny

約束された神ゲーこと「Destiny」はオンライン専用TPSアクションです。当時はSCEから発売されるゲームは買う。というスタイルだったためにプレイすることになったゲームです。
正直最初はあまり面白くなく、膨大な作業や難しいオンライン対戦のトロフィーなどがあり、購入したことを後悔しそうなレベルでした。

それでもなんだかんだとちまちま進めていき、あらかたトロフィーを取得して残ったのが、一番取得に頭を悩ませていた1人じゃ絶対にクリアできず6人チームでプレイすることになる土星レイド・地球レイドという2ステージのクリアが条件のトロフィーでした。

このレイドをクリアするにはプレイヤー間の連携が必須で、リアルなコミュニケーションというゲーム外スキルが必要なトロフィーは、孤独な僕にはかつてない最大の難易度だったのです。(ここで、購入したことをマジ後悔。)

…その前に、本来は6人で挑みますが、腕前次第で1人でもクリアできる月レイドにソロで挑んで、一人でも無事ノーコンティニュークリアして「完全無欠のレイダー」トロフィーは取得できました。Destinyプレイヤーにはおなじみのエキゾチックメインウェポン「ハロ・スーパーセル」をたまたま入手していたため、なんとか月レイドはソロクリア。

話は戻り、6人必要なレイドを攻略するために当時Destinyで人を募集するときにメジャーな方法だった「モジパ」という、リアルタイムテキストチャットができるサイトを使った募集を試みました。

「当方、レイド初心者。どなたかレイドに連れて行ってください。」

レイド開始からすでに半年以上経っていたため、ほとんどのプレイヤーは効率よくレイドを回るためにモジパを利用しています。そんな中で完全レイド初心者は相手にされず、自分の募集ページに書き込まれる言葉は、

「おうちに帰りなさい」
「ほーん、それで?」
「逝ってよし」

というような辛辣な言葉ばかりでした。

これはもう無理かもしれない。と、くじけそうになりながら、それでも待っていると一人の救世主が現れたのです。

「一緒にやりませんか?」

「でも、僕は未経験で、レイドのギミックも全くわからない上にボイチャもできませんがいいのですか?」

「それでも構いません」

…ありがとうございます。

そこからおよそ1ヶ月間、その人を含む愉快な仲間たちと一緒に土星レイドや地球レイドを舞台として「にっくき邪神」や「スプライサー神」を相手に大立ち回りをした日々。普通の人だったら、オンラインプレイで起きた一つの些細な出来事だったとしていつか忘れてしまうようなことかもしれない。

でも僕には、ずっと忘れることのできない大切な思い出として、今も心に残っています。

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