2019年5月29日に発売されたiPod touch第7世代と、同じく2019年の9月30日に発売されたiPad第7世代を両方持っているので、せっかくだから音ゲーマー視点で両者の使い心地をお伝えしてみます。
端末性能によって、ゲーム中のfpsの安定感が変わってしまいますからね。
※2021年9月に発売されたipad mini6でも音ゲーを遊んでみたのでこの記事の最後に文章を追加!
処理のカクつき
今回試したのは、ガルパ・スクフェス・デレステ・太鼓の達人・DEEMO・jubeat・REFLEC BEATという7つなのですが、なんと!
どれも両方の端末で、目立ったカクつきはほとんどありませんでした。(これで終わりじゃ文字数がやばいので)一部詳しく書きます。
あくまで僕がさわって感じたことです。
ガルパ(バンドリ!ガールズバンドパーティー!)
iPod touchでオプションのライブ演出を
- 動作モード:標準
- FEVER演出:標準
- メンバーカットイン:ON
にして、このゲームでトップクラスに物量の多い、レベル29「六兆年と一夜物語」をプレイすると一瞬カクつく可能性があるくらいで、同じ条件で全くカクつかない時もあります。ただし、オンラインプレイだとカクつきの可能性が少し上がるかもしれません。
あと、MVライブモード画質を高に設定して、レベル27「ON YOUR MARK」FULLを3回プレイしても今回は目立ったカクつきを認められませんでした。以前一回MVライブでカクついたような記憶はあるのですが。
iPadの場合はさらに安定感がましていて、今回は上と同じことをしてもカクつきがありませんでした。
スクフェス(ラブライブスクールアイドルフェスティバル)
ライブ設定で、
- カットインサイズ:大
- カットイン明るさ:暗め
- エフェクト:ON
- 文字サイズ:小
として、とりあえずレベル12の「Mermaid festa vol2 ~Passionate~」スイング譜面をプレイしましたが、気になるカクつきはありませんでした。
デレステ(アイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージ)
動作設定を3Dリッチにして、レベル28「M@GIC☆」をプレイしてもスクフェスと同じく大丈夫です。
でもまだ不安定な感じでカクつく瞬間も何回か認められました。
iPod touch第6世代でプレイしていた時はデレステはカクつきまくっていたのですが、第7世代はだいぶ進化しています。
プロジェクトセカイ
iPadで3DMV品質設定を標準にして楽曲Lv.31の「テオ」をプレイしてもカクつきはなくスムーズにプレイできました。
しかし、設定を高品質にした場合60fpsから50fpsくらいになる感じを受けました。
ただし、プレイに支障は特に感じませんでしたね。
太鼓の達人
なぜか、演奏演出設定を低にしようとも慢性的にカクついている気がします。(iPadでも)
太鼓の達人の場合、シンプルなのでほんの一瞬でもカクつくとわかりやすいのです。
他機種版(PS4,3DSなど)ではほぼ感じたことのない一瞬の違和感が僕は気になります。
気にならない人は気にならないレベルかもしれませんが。
2020/10/1追記 特にiPadでのプレイなら星10の曲でも特にカクつきを感じなくなるほど安定するようになっていました。これでiPad第7世代以降の機種は文句なしに音ゲープレイヤーにオススメできるようになりました!
iPadは親指プレイの夢を見るか
ほぼ全ての音ゲーを親指でプレイする僕としては、iPadで親指プレイができるか気になっていましたが結論から言うと、できません。。。
親指でプレイする夢は、儚い夢と散り消えました。と、思いましたが、慣れてきたら置きプレイなら親指でも多少できるようになってきました。
なぜ親指プレイが難しいかといえば、画面が大きくて指が届かないからです。
少し紹介してみます。
ガルパの端から端へのスライドは、端末を持っていると指が届きません。
僕はピアノだったら10度の開き(ドからドまで、一オクターブ上がってから二つ隣のミまで小指と親指で同時に押すことができる)くらいの指のリーチですが無理です。
スライドじゃなくても、このような一方に寄っている同時押しは難しいです。端末を持ちながらのガルパ・デレステは諦めました。
僕が試した中で、iPad無印の大きさの端末を持ちながらプレイできるとしたら、
- スイングやAC譜面じゃないスクフェス
- 太鼓の達人
- DEEMO
それでもギリギリです。どの指を使うにしろ、基本iPadは置いてプレイすることになるでしょう。
iPad向きの音ゲー
逆に、最初から親指プレイ向けではないjubeat・REFLEC BEATの二つが非常にiPad向きだと感じました。
どちらもほとんどやったことがないのでカジュアルに遊んだだけですが、iPadは画面が大きく、安定感もあり、ゲーセン感覚でプレイできて独自の楽しさを味わえました。
小さな端末でプレイするときとは全くプレイ感が変わるので、iPadでjubeatを試してみてください。
REFLEC BEATは二人プレイもできるゲームなので、iPadの大画面ならみんなで遊べて盛り上がりそう。
ちなみに本記事の公開後、新たに配信されたbeatmania2DXのアプリ版もとてもiPad向きでした。(逆にiPod touch向けではない。)ある程度までなら、まさかのiPadで快適な親指プレイが楽しめます。
まとめ
iPod touch第6世代の時は、いろんなゲームでカクつきが気になっていたのですが第7世代になってからはほぼ気にならないレベルとなりました。
現在配信されているゲームなら、どれでも快適に楽しめることでしょう。
iPad第7世代はその上をいく安定感を誇っていて、プレイに関して全くストレスフリーでしたね。(僕にとって親指プレイに関してだけは残念ですが。)
iPad mini6での音ゲープレイ
ここから追記、2021年10月現在最新のiPad mini6で音ゲーを遊んでみたら今までの常識が覆されたのでつらつらと書いていきたいと思います。
ガルパ・スクフェスは上で書いた設定と同様にプレイしても一切カクつきがなく、それどころか「あれ、今のはカクついたのか?」という半信半疑になる瞬間さえありませんでした。
さらに太鼓の達人で感じていた微ラグも高演出設定にしていても感じないほど解消されていたので音ゲープレイする機器としてのipadはここに完成したと言っていいでしょう。「ウマ娘」や「原神」といった高負荷がかかる3DゲームもiPad mini6なら余裕。
ちなみにこの記事でいう「カクつき」とは機器に搭載されているチップの性能によってほぼ決まっているという知識を最近身につけたので簡単に説明を書いてみます。
Apple製品それぞれの商品説明を見るとインチ数やストレージの容量などが詳細に書かれていますが、その中に搭載されているチップについての説明もあります。
iPad・iPod touch第7世代に搭載されていたのはA10 Fusionチップ、そしてiPadmini6に搭載されているのはA15 Bionicチップ(ちなみにiPhone13に搭載されているものと同じ)で、チップの数字は大体1年に1つずつ進んでいる感じなのでiPad7→iPad mini6は実質5世代くらい進化しているものということになります。
自分は他にiPhoneSE2を持っていてこれはA13のチップ。SE2では深く音ゲー調査はしていませんがデータを複数の機器で同時に進行させることが出来るデレステだけは実験的にプレイして、最高負荷の設定にするとほんのすこしだけカクつく瞬間があったので、A14チップ以上のものが搭載されたものならば現行アプリ音ゲーのプレイに支障はないものと自分は推察します。(A13でも負荷を軽めにすれば音ゲープレイに支障はないので、白ロムのSE2をipodtouch代わりとして使うには十分ですが。)
A14チップ以上のチップが搭載されているApple製品は以下の通り。
ちなみに最新のProシリーズはアップルが新たに開発したM1チップが搭載されていて、自分はまだ持っていないのでどんな感じかはわからない。すみません…
大きさがちょうどいい
しかし、何よりも自分にとってはiPad mini6に勝る音ゲープレイ機器はないと断言できる!
それはiPadシリーズの中では最も小さな筺体サイズを持つminiならば親指でのプレイにも支障がなかったためです!
この記事の写真を表示させたPCを背景に写真を撮ってみましたが、スクフェスのプレイ時に圧倒的に無理がなく中央まで親指を持っていけます。
実際重ねてみるとiPad無印とmini6の大きさの違いは上の写真の感じ。横幅が約5cmも違います。
親指でプレイしても、iPadを置いての複数指プレイでも、どっちもこなせるサイズ感は唯一無二!
最強の音ゲー端末は「iPad mini6」に決定いたしました。2年ごしについにこの記事は完結!
ちなみに僕のおすすめ画面保護フィルムはこのシリーズ。
これを貼っていると音ゲーのプレイしやすさが上昇し、手汗の影響もほぼ無くなったのでおすすめ。(Apple Pencilとも相性がいいのだ。)
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