配信開始から集中的に遊んでKH3Re:Mindの要素を一通り遊び終えたので、キングダムハーツ3リマインドの感想を書こうと思います。
2005年にKH2を遊んでから13年近く経って登場した待望のナンバリング最新作KH3のDLC。KH3発売時にこのブログはなかったので、時間が経ってからあえてKH3本編の記事を書こうとしたらどうしてもDIS(ディス)が多くなってしまうと思って書けませんでしたが、今回はとんでもない神ゲーなので躊躇なく書ける喜びよ。
発売2日遊んで取り急ぎ感想を投下!
KH3Re:Mind前
不安からの期待
以前書いた通り、シナリオの面ではそう確信していた僕ですが、実をいうとKH3発売後少し経ってからアップデートで追加されたクリティカルモードをレベル1で遊んで、強すぎる&多すぎる雑魚の配置や残念なガードの性能、KH1・2と比べてしまうと微妙な「たたかう」の操作感・火力から、「バトルの面白さは期待できないかも…」と少なからず思っていた部分はありました。
しかし、Re:Mindプレイ開始前日に配信されたKH3バージョンアップデート1.07が施されると、
- 6つのアクションアビリティの追加
- ガードの性能アップ
- 既存のアクションにも手が加えられている
これらの調整により、アップデート後に少し遊んでみただけで今までのKH3とはバトルの面白さが全く異なることがわかりました。めくられることが少なくなり発生が早くなったと思われるガード、例えばソラの通常空中コンボフィニッシュの空中縦三回転振りがいつでもガードと回避でキャンセル可能になるなど全くストレスのなくなったアクション。
アクションアビリティの追加では「スライドダッシュやエリアルダイヴがKH3にもあれば…」という僕の願いはなんとほぼ叶い、本当にエリアルダイヴがKH3に登場しました。
KH2FMの時とは異なる性能なもののKH3流にアレンジされたその超高速アクションはまさしく神技。他のアビリティも、
- KH1→2→3と、どんどんかっこよくなっていく「エリアルスイープ」
- ガード判定が付いていて有能な「フラッシュステップ」
- 素早く強力なフィニッシュ技「ラストチャージ」
などがあり、追加された全てのアビリティが使い勝手の良いものだったのでKH3の「たたかう」に関しては全く文句がなくなり、僕の場合やはりそれこそがKHに一番求めていたことだったのだと気付きました。
そしてずっとKH1・2のような、KH東京開発チームの「たたかう」の幻想を追い求めていましたが、作品によってBbSにはBbSの、DDDにはDDDの、3には3の操作感があって良いのだと今回ようやく理解することができましたね。
このアップデートによって、僕がKH3初プレイ時に感じていた「どこか面白くない感じ」はほぼ解消され、その上さらにRe:Mindによって物語にも手が加えられて、強力なボス戦の追加も大量にあるとなれば、「KH3はDLCによって神ゲーに変わる。」という僕の確信は間違っていなかった!野村様ぁー!(ごめん、KH3でプーさんミニゲームだけは擁護できない。)
KH3Re:Mind
リミットカットボス&シークレットボス
強力なボス敵が14人も追加されたRe:Mind。KH2FM以来の新リミットカット13機関や新たなシークレットボスとの一対一のバトルができるこのコンテンツは僕にとってRe:Mindの最大のお楽しみとなります。
このリミットカット用に作り直されたというボス敵との戦いは、いずれもかなりの強敵でKH2FMのリミカボスと同様にボスごとに攻略を編み出して対処するしかないですが、きちんとノーダメージでも勝てるように作られているという開発側の証言もあるので理不尽な要素はなく相当面白いです。
Re:Mind開始初日時点で全てのボスを一度は倒すことができましたが、僕的にはサイクス・シオン・シークレットボスが特に強かったですね。
リーヴ系をつけていても気絶コンボでゲームオーバーにさせられてしまうサイクス。
ちょこまかと動き回るシオンにはまだ反撃のタイミングが掴めていません。
さらにKH2FMのシークレットボスである留まりし思念の正統進化を思わせる、KH3でも超強力ながらその分攻略のしがいがあるシークレットボスとのバトルは最高。
KH歴17年の僕でも初見では秒で瞬殺されてしまったほどの強さで、初めて倒すのに5時間以上かかったのは異常笑
もしRe:Mindの購入をためらっている人がいたら、こんなに面白いボスバトルがこれでもかと存在するので、ためらう必要などない!と強く勧めたいですね。
Re:Mindシナリオと続いていくKH物語
KH3の物語面の最大の不満は終盤の展開でしたね。駆け足のアクア救出に始まり、なし崩し的にヴェン救出。直後に最終決戦となるキーブレード墓場に集合するという今までのKHからは考えられない演出と急な展開は、ファンにとっては違和感が強かったものです。
そして本編で残った謎は多くあり、シオンが復活する理由やカイリとソラの行方、また、衝撃のシークレットムービーなどで初見時には置いてけぼりにされてしまった感がありましたが、このシナリオ面の謎についてはリマインドに含まれるエピソードによってほぼ解消。
もともとの本編の演出が直接変わることはありませんでしたが、Re:Mindによって謎が多く解消されたことと、「そういうもの」だとわかった今となってはKH3の物語に不満はなくなり、Re:Mindには新たなるKHの物語を予感させるお話も含まれているので、この先に続いていくKHの展開や、最新ナンバリング「KH4」の登場を心の底からまちわびることが出来る最高の心理状態にまで回復しました。
今は、また新宿渋谷駅前巨大パネルとか駅構内での展示とかあの楽しかったスカイツリーイベントとか、現実の世界に登場するKH的お祭りイベントで走り回れる日が来ることを楽しみに、さらにKHシリーズやKH3のやりこみを進めていきたいと思っているところです。
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