HIDEBOH タップダンスHERO タッチする音ゲー [PSVITA]

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ゲーム

今回はPSVITAの高難易度タッチリズムゲーム「HIDEBOH タップダンスHERO」をレビューです。

タップダンスを題材に丸々一本作られた異色作で、独特の気持ち良さがあります。

音ゲー部分

楽曲のフリープレイとなるのは「アーケード」モード。

難易度はHARD/NORMAL/EASYの3種類で、ストーリーモードをクリアしていくと徐々に解放されていきます。

判定はExcellent/Great/Good/Badの4種類。
Good以上でコンボが繋がり、Excellentが出る基準も甘いと思います。

楽曲の最高評価はSSランクで、良い判定を出すほど上昇量が多くなる、画面下に常に表示されているダンスメーターが98%以上ならこの評価になるようです。(曲中、全Excellentで100%)

体感一曲2分前後。長さとしては普通くらい。

操作

このゲームではボタンは使わず、全てタッチパネルを使ったタップとスライドのみで画面上に急に出てくるそれぞれのアイコンをタイミングよく処理していきます。
タップには4種類のアイコンがあり、中でも「ボール」アイコンと「ヒール」アイコンはタップする場所によってダンスメーターの上昇量が変わってしまうので要注意。

基本的にはタップダンスの音に合わせて譜面が作られているとは思うのですが、急に出てくるアイコンをタイミングよくタップするというのは、初見の曲では至難の技
自分の指でアイコンが見づらくなるなどのタップ音ゲーとしての問題をもろに抱えており、何回もプレイして譜面を覚えていくしかないんじゃないかと僕は思います。

楽曲の解放

ゲーム開始時に「アーケード」で遊べる曲はありませんが、最終的には全30曲が解放される。

僕が全曲解放にかかった時間:2時間未満

今作の楽曲の解放はストーリーモードの1話ごとに基本1曲ずつされていき、全15話のストーリーを終えれば全曲全難易度が遊べるようになっています。

ストーリーモードの15曲と、ストーリーとは関係ないオリジナルの15曲がありますが、チャプター7終了時に確認してみたらその時点でオリジナル15曲は全て解放されていました。難易度もストーリーのクリアによって解放されていくようです。

僕がもっとも難しいと思った曲:Over the top

ほぼ全ての曲が対策しないと難しいのですが、久しぶりにプレイして一番達成率の%を取ることができなかったので僕はOver the topが一番難しいとします。ストーリー12話の曲で、おはなしの展開的に大舞台での対決曲です。

タップとスライドが入り混じる地帯と、高速で「ボール」と「ヒール」が出現する地帯がとっても難しいです。

評価

  • 物量:2/5(少なめ)
  • 認識性:4.5/5(曲を覚えていないと難しい)
  • 総合難易度:3.5/5(認識さえできればSS評価は狙える)
  • ロード時間:3.5/5(そこそこ)
  • オススメ度:2.5(音ゲー好きかタップダンス好き以外には厳しいかも)

認識難ではあるけど、認識してタップダンス音にノレた時気持ちが良い。独自の方向性でまとまった秀作。

音ゲー部分以外

モード的にはストーリーとギャラリーモード。

ストーリーにボイスは全くないけど、その分サクサク読み進めて楽しめました。

特筆すべきはギャラリーモードで、HIDEBOHさんの実写タップダンスの特典映像のかっこよさは必見。タップダンスの凄さを垣間みることができる。
ギャラリーでは、楽曲の音だけで聴くサウンドテストと、楽曲中のダンスだけを堪能できるモードがありますが、そのモードではカメラの切り替えを自由にでき、実際ちゃんとモーションと譜面がよく作られていることを認識させられました。実際のタップダンスの参考にもなりそうです。

これはまさにHIDEBOH タップダンスHEROですね。

ストーリー中の場面。
特典映像がすごい。

感想

このゲームはPSプラスのフリープレイとしてダウンロードしていて、後日トロコン難易度が高いと知ってプレイ開始。

最初は簡単と思ったのも束の間、難易度HARDではその認識難の楽曲たちに苦しめられました。
高難易度では、譜面を動画にとって研究したりすることで無事トロコンすることはできましたが、音ゲー自体に上達してきたと思っている今でも、久しぶりにプレイして難易度HARDのどの曲も1回目のプレイでSS評価を取ることができなくなっているので、覚えゲーとしての要素が強いなーと思いました。

しかし、僕はタップダンスのことをよく知りませんが、特典映像を見ていると実際のタップダンスもアドリブ的な要素もあるのかもしれないけど、事前に練習を重ねていることは一目瞭然。だからゲームとしても練習を重ねて上手くなっていくという要素を表現しているのかもしれないと勝手に思っています

そしてタップダンス音を把握してノレてきた時の楽しさは異常。どの曲も実際に自分がタップダンスをしているかのように存分に楽しむことができました

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