アジカン「Can’t Sleep EP」ホームタウン初回限定ミニアルバム

音楽

ASIAN KUNG-FU GENERATIONのオリジナルアルバム「ホームタウン」
その初回限定版にはDISC2として、「Can’t Sleep EP」という全5曲のミニアルバムが付属しています。

ホームタウンとは毛色の違ったこのアルバム。なんと3曲はアジカン外のミュージシャンが作曲した曲に、後藤さんが歌詞を、アジカンがアレンジをつけた楽曲です。

ホームタウンの初回限定版は渋谷のツタヤで気軽に借りられるので、聴いていない方はぜひ聴いて欲しい一枚です。

アルバムの全体像

ホームタウンは、アルバム中統一されたサウンド感で、まとまったアルバムという印象が強いですが、Can’t Sleep EPバラバラな個性を持つ曲たちでアルバムが構成されていると思います。

いろんな方と作った曲を一枚にまとめた企画盤という感じでしょうか。ただし、編曲はアジカンなので、もちろんかっこいいバンドサウンドが中心となっています。

ホームタウンとCan’t Sleep EPは合わせて約60分ですが曲の内容から、決して一枚のアルバムにはできないと思います。アルバムを一枚の作品として真剣に音楽と向き合っているアジカンのそんな姿勢が好きです。

曲の感想

スリープ

FeederのGrant Nicholasさんと、後藤さんの共作らしいです。

ポップなパンクチューン。アジカンの曲「大洋航路」とか、「ローリングストーン」が好きな人にはかなり刺さるキャッチーなメロディで、曲の最後までテンションを持続させるパワーを持った曲。

廃墟の記憶

ストレイテナーのホリエアツシさん作曲というこの曲。

ホリエさんのボーカルとキーボードも入ってきます。そのせいか、サウンドも今までにない感じで、シングルにしてもおかしくない面白い曲です。

イエロー

ASIAN KUNG-FU GENERATION BASSの山田さんの作曲で、歌唱も山田さんが担当しています。

フィードバックファイル2に入っていそうな、アジカンらしい短いけどかっこいい曲。クールな山田さんの歌声ももちろん聴きどころですが、サビのリードボーカルを務める後藤さんの安心感。

アジカンがまだこんな曲を作ってくれるのは嬉しいですね。

はじまりの季節

THE CHARM PARKというミュージシャンの方が作曲されたそうです。

アジカンらしさを持ったメロディーでありながら、絶妙に複雑なメロディーラインで、聴くたびに味が出る名曲。

個人的な一番の聴きどころは、今までのアジカンでありそうでなかった間奏のギターのブラッシングフレーズ。真似してギターをジャカジャカピッキングするととても楽しい

生者のマーチ

これはボーナストラック的な立ち位置で、すでに発表されていた後藤さんの曲です。

アジカンの進化を象徴するような深みのあるロックバラード。この曲はとても素晴らしいですが、やはりホームタウンに入っていたら違和感があったと思うので、この位置に入ったのがベストだと思います。これ歌詞をよく見ると本当名曲ですね。

また、「BEST HIT AKG 2」とは違うミックスで収録されているみたいです。

最後に

名盤ホームタウンと、実験作Can’t Sleep EP。相反する二つのアルバムですが、結局のところどちらも最高!

Can’t Sleep EPはホームタウンの初回限定版にしか付属しないので、もしかしたら隠れた名盤となってしまうかも?

それには惜しい素晴らしい作品でした

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