今回はPSVITAのリズムゲーム「IA/VT -COLORFUL-」のレビュー。
ボーカロイド「IA」ボーカル曲だけでリズムゲームが作られた今作。IA好きにはオススメです。

音ゲーレビュー
フリープレイモードで好きな曲を選んで遊ぶ。
難易度はHARD/NORMAL/EASYの3種類。
各曲最初はNORMALとEASYしか選ぶことができませんが、NORMALでクリアすることでその曲のHARDがプレイできるようになる。
判定はCOOL/FINE/SAFE/MISSの4種類。
SAFE以上でコンボは繋がり、MISSまでかなり受付猶予は長いがCOOL判定を出すのは普通の厳しさ。
楽曲の最高評価はSSSランクで、これはスコアによって評価が変わる模様。
もっとも短い曲で1分30秒、もっとも長い曲が7分37秒で3分台か4分台の曲が大半をしめる。音ゲーとしては一曲が長いと言える。(曲のフルサイズなのでしょう)
OPTIONモードで楽曲とボタン音の調整あり。


操作
使うボタンは上下左右の方向キーと○・×・□・△の8つで、曲中様々な場所に移動する判定ラインに向かってそれぞれのアイコンが迫ってくるタイプ。ノートの種類は通常の単押しノートか、長押しして終点でタイミングよく離すノートの2種類。
ほか、どのボタンでもとることができる「カラフルマーカー」も流れてくる。このノートを良い判定でとるほど「カラフルゲージ」がたまりやすく、(「カラフルマーカー」を全てCOOLでとった場合ゲージが100%になる)このゲージの量に応じて「カラフルセクション」でのスコア倍率が変わるため、最高評価のSSSランクをとるにはカラフルマーカーをCOOLでとることが必要になる。
「カラフルセクション」とは曲ごとに設定されている、2~3回訪れる盛り上がり部分のこと。

収録曲
初期に遊べる曲は4曲で、解放されていくのが56曲の全60曲。
- 如月アテンション
- God only knows
- TSUBASA New Days
- アスノヒカリ
- 夕暮れの真相
- 少年は教室がきらいだったのだ
- 22世紀からのハロー
- 空想フォレスト
- ラヴ・サジタリウス
- Re;BIRTH
- 残る夏に花束を
- 夕景イエスタデイ
- 夢見心地
- ライア
- 星空のライオン
- 影炎≒Variation
- チルドレンレコード
- アヤノの幸福理論
- ローレライ
- 日本橋高架下R計画
- 鹿驚
- Summer Songs
- オーヴァースレプト
- リズの内心革命
- ばいばいスーパースター
- Party Party
- 身代わりキボンヌ
- Over Drive
- Falling Apart
- ページェント 〜for a GLORY〜
- 僕らに喜劇を見せてくれ
- 銀河鉄道365
- 延命治療
- 単色世界
- killer smile
- クラウドライダー
- キミのことが好きでゴメンナサイ
- Crystal Prism
- ITYNITED IDENTITY
- Inner Arts
- RACER’S HIGH
- ヘイセイカタクリズム
- ヘッドフォンアクター
- 仇返しシンドローム
- ワールド・コーリング
- 塵塵呪詛(チリチリジュソ)
- ロンリーチャイルド
- Circuit DISCO
- サマータイムレコード
- 東京リアルワールド
- ロスタイムメモリー
- 夕暮れ蝉日記
- 偽りの決意
- 少女自傷癖
- 現実的論理主義者
- セツナドライブ
- 今日が雨の日じゃないとして
- 恋椿姫
- 絶境パラノイア
- 横浜バトルライン
僕が全曲解放にかかった時間:4時間未満
今作は、曲をプレイしてもらえる経験値によってレベルが上がり、特定のレベルになると曲が解放されていく。
レベル30になると「サマータイムレコード」という曲がプレイ可能になり、それをクリアするとスタッフロールが流れ、最後の3曲が解放されました。
フリープレイモードでまだプレイしていない曲をプレイするだけでガンガンレベルは上がるので、作業は必要ありません。
僕がもっとも難しいと思った曲:東京リアルワールドor横浜バトルライン
今作のリズムゲームとして難しい部分は、判定ラインに向かってくるアイコンは多数の方向から向かってくるというところで、それによってリズムの認識を難しいものにされてしまいました。
この2曲はそれが顕著で、うっかりするとコンボを切らしてしまうことがありましたね。
評価
- 物量:1.5/5(少ない)
- 認識性:2.5/5(集中は必要)
- 総合難易度:2.5/5(普通)
- ロード時間:4.3/5(早い)
- オススメ度3.4(IA好きにはオススメ)
良くも悪くもIAゲーなので、IA好きは必携という感じですね。

感想
音ゲーなので興味本位で購入。
見事に一曲も知りませんでしたが、どんな曲があるのかとプレイする中で知っていくのも音ゲーの醍醐味。なかなか好きな曲も何曲かあり、新鮮に楽しめました。そういえばIAといえば「六兆年と一夜〜」と思いましたがそれはないみたいですね。
あと、とある曲を聴いて、サウンドの感じから自分の好きなバンドに似ているなと思ったら、実際にそのバンドの曲作りを担っていた人が作曲していたみたいで、音楽の色というのはやっぱり作る人によって決められているなと感じられたのがこのゲームの最大の収穫でした。
コメント