音楽をアルバム単位で聞いてほしい理由

音楽

2019年。令和初の流行語に「サブスク」がノミネートされました。

(あと、タピるなんて言葉も。

タピオカってかなり昔からありますよね。
僕は2010年ごろに初めて知った記憶があるのですが。)

音楽をインターネットを使ったストリーミング配信で気軽に聞けるサービスとしてのサブスクリプションが名乗りを上げてきたようですが、僕は昔ながらのCDをパソコンに取り込んでいくスタイルが好きなのです。

アルバムにある流れ

音楽アルバムの曲順は、基本的にミュージシャンがこだわりにこだわり抜いて考え出されたものであることが多いはずです。例えば、

  • 1曲目にインスト曲や、1分・2分前後の短い曲を配置してアルバムの世界へと導入する
    • スピッツ 「インディゴ地平線」
    • BUMP OF CHICKEN 「ユグドラシル」
  • アルバムの中盤まで流れるように曲を聴かせ、後半からまた違った流れを聴かせる
    • スピッツ 「小さな生き物」
    • The Beatles 「Abbey Road」
  • 最後の一曲前に壮大な曲を配置し、最後の曲でしんみりと終わる
    • スピッツ 「さざなみCD」
    • Mr.Children 「Q」 「シフクノオト」
  • そのアルバム自体が一つの大きな流れとなるコンセプトアルバム
    • Mr.Children 「深海」
    • The Beatles 「Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band」

というような。

アルバムのリード曲をどこに配置するのか。とか、
最後はスローテンポで終わらせるのか、アップテンポで終わらせるのか、などなど、

スピッツの「醒めない」というアルバムは、1曲目に表題曲「醒めない」で始まり、最後にアップテンポな「こんにちは」という曲で終わることによってアルバムに軽快な印象がつき、アルバムをループしやすい構造になっていますが、もし最後の曲がスローテンポな「雪風」という曲だった場合、通して聴いた時に一枚のアルバムをがっつり聴き終えた、という印象が強いでしょうね。

このように分析すると曲順によってアルバムの印象が大きく左右されていることに気づくと思います。

アルバムごとに違う「サウンド」

音楽アルバムで最も重要なのが、そのアルバムごとの「サウンド」だと僕は思っています。
ここで例に出すのはASIAN KUNG-FU GENERATION(アジカン)のフルアルバムです。

  • ファンクラブ
    • モノクロジャケットがよく似合う技巧派ロック。
  • ワールドワールドワールド
    • それまでのアジカンサウンドの集大成となるような色あざやかなロック。
  • サーフブンガクカマクラ
    • 夏に聴きたくなるようなザ・パワーポップが詰まったアルバム。
  • マジックディスク
    • 他のアルバムとは明らかに違い、バンド外の楽器音を積極的に取り入れた曲群。
  • ホームタウン
    • 成熟したロックにポップさを併せ持った曲群。

というのは僕の印象ですが、ここで言いたいのはアルバム間で曲の交換などをしてしまったら、すっかりアルバムの雰囲気を損なってしまうことになるだろうということです。
(例えば、アルバムの締めを飾る、という曲として似た役割を持っているであろうサーフブンガクカマクラ「鎌倉グッドバイ」とホームタウン「ボーイズ&ガールズ」であったとしてもサウンドの違いから、そのままでは代替にならないでしょう。)

アルバムごとにある程度サウンドの方向性が決まっていて、曲というのはそのサウンドを聴かせるときの1単位に過ぎないのです。(というのは言い過ぎでしょうか。)

音質問題

サブスクリプションサービスでも十分良い音質で聴くことはできるかもしれません。

でもやはり通常はCDの音質の方がより良いはずです。

あとYouTubeなどの動画サイトでも音楽を聞くことはできますが、基本的に音質はあまり良くないものだと思っていいかと。

僕がここ一年くらいで感じたことがあって、各楽器の演奏がクリアに聞こえさえすれば実はそれだけで音楽って最高なんですよね。だから洋楽を好きな人が多いのかなと勝手に思っています。

まとめ

音楽を聴くのなら曲単位ではなく、アルバム単位で聴いてほしい、
アルバムを聞くときに、そのアルバムごとの違いにどうか耳を向けて欲しいと願うpsでした。

なぜなら、その方がより音楽を楽しむことができるはずだからです。

もちろん、アルバムで聴いて欲しいとは思っていますが、
お手軽に音楽に触れることができるサブスクリプションサービスは素晴らしいものなので、有効活用して音楽の世界を身近に感じてみてください。

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